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妄想垂れ流し、他の親さんに許可は頂いていません!! だって、私の妄想を忘れないようにメモする場所なんだもん!
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「うざいんですけど」

目の前の無言の攻防に耐え切れずにその台詞を吐き出す藍絹
事の発端は約半刻前

名無がしつらふから書類を運ぶついでに、と藍絹を甘味処へ誘ったのが事の発端である。
タイミング悪く、というかそんなタイミングを作らせないように気を張っていた令明に一刀両断され、それから現在まで筆談ながら激しい口論が続いていた。
そもそも元凶の藍絹が仕事を終わらせれば、目の前の――ほとんど頭上の――口論が終結するが先ほどの失言によって、2人の矛先が藍絹へと向けられ・・・・

以後無言の口論が始まったら藍絹は彼らを無視し、仕事に取り掛かるようにしようと決めた。
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ここはどこだ? やたら 視界が霧掛かっている。
すると目の前には 20代前半の所謂女子大生といわれる年代の女性が居た。
その女性は俺のことを ゆーちゃん と呼ぶ。
ゆーちゃんと俺を呼ぶのは俺の叔母の香織と従妹の弥生だけだ。
目の前の人は香織と言われれば香織だが、どこか違った。香織に似た人だ。

そうか、香織はこんなに若くない。ココは夢の中。俺の記憶の中の若かりし香織が目の前に居るんだなと直感した。

俺が夢の中だと結論付けている間も、ご都合良く目の前の人は話をしだした。
「今度、結婚するの。 式は来月だから絶対に来てね!」

ん?こんな場面はあっただろうか?
なぜ俺はこんな夢を見ているのか。それに香織が結婚するときはこんな報告もなく、ただ結婚しましたという事後報告だけだったような気がする。
俺の母親は香織の結婚式にきっちり参加していたのに、俺は事後報告か!と鮮明に記憶している。

コレは俺の悲しい記憶による妄想か・・・と思い始めた時もその女性は話を続けていて

「このお腹には弥生の子供が居るんだけど、まだ実感がないんだよね」

・・・・・・・
自分の夢で、唖然として言葉を失ってしまった。
というか、その衝撃でそのまま目を覚ましてしまった。
どんな夢をみているんだ俺は。

大変目覚めの悪い夢だった。まさか夢に出てきた女性が俺の目の前に居る今4歳でキャッキャと遊んでいる弥生だったとは・・・・。

――正夢になるかもよ?――

悪い冗談を言う台詞が聞こえた気がした。
幼い俺と満に親は双子だからという理由でよく色違いや柄違いの物を勧めた。
しかし好みがほとんど同じ俺たちが選ぶのはいつも同じもの。
同じものを買ってしまったら、どっちのものか分からなくなってしまうから と思って俺は選んだものと別のものを親に差し出そうとすると

「かかさま、僕こっちので新とおそろいがいい!」

なんて、俺もソレが良いのを知ってて言ったのか、何も考えてないのか
俺と満はほとんどのものがおそろいだ。



今、俺にキスをされて唖然としている俺の想い人も、満の想い人。

でも違うのは彼の人は満を好きで、俺を好きではないというところ。
俺と満の帯の色みたいに正反対。


台詞で10のお題Ⅰ / 2.可愛くないね
政のキャラ名簿(仮)
私の分かる範囲で追加していきます。
()は読み方です。見做しは特別で名前が稀に2通りある人が居ます。
数字は年齢です
敬称略


しつらふ


徳(印持ち)・紫
・青:蒼唯 (あおい) 31 
     宮端 (みやばた) 27 *名前もあります。宮端は苗字
・赤:名無 (なな) 2?



・黄:月白 (つきしろ) 29 *ななゆ様のお子様






・白:新 (あらた) 25
・黒:満 (みちる) 25



執行(ジーハン)


印持ち:藍絹 (ランジュエン) 29
左臣  :令明 (リンミン) *范増様のお子様
右臣  :香律 (シャンリュ) *哉.様のお子様
    朱殷 (ジュイン) 32


見做し


印持ち:卜部 希与 (うらべ きよ) ?
      眞緒 (まお / ジェンシュ) ?
      獅島 (しじま) *雲莉様のお子様
 


その他


咲 (さき):宮端の恋人(腐女子) 23
また、今日から新しいお題に挑戦です。
お題はまた @.HERTZ様のところから「台詞で10のお題Ⅰ」をお借りしています。


定時を数時間過ぎ、明かりがないと文字が見えなくなってきた時間。
執行のとある一室から明かりが漏れている。
月末や国を挙げての祭りの数日前なら仕事が立て込んでいたり、当日早く帰りたい為に前倒しで仕事をする人も少なくないのでこの時間はまだまだ人が居てもなんら不思議ではない。
しかし、今は月の中頃。よほどの仕事がないものでなければこの時間まで残っているはずがない。

そのよほどの仕事を片付けた朱殷はその部屋に居るであろう人物に心当たりがあった。
中に入ってその人物を確認すると、やはり人のよさそうな男が一人机に向かっている。
その男はこの執行の右臣・香律であった。

「香律様、令明様はとっくに帰られましたよ?」

そう朱殷が言うと、香律は困ったように笑顔を浮かべるだけでまたすぐに仕事を再開しだす。
朱殷はため息をついて、何かお手伝いできることは?とやや強引に香律の仕事を手伝い始めた。

「香律様、仕事に終わりは無いんですよ?ある程度妥協も必要です」
(毎日毎日、仕事をこんなに溜め込んで・・・令明様は令明様で早く帰るし。そもそもこの仕事、藍絹様の仕事じゃないのか!? )

ふと、我に返った朱殷自身毎日、香律の仕事を手伝っていると。


「・・・・俺、馬鹿じゃねえの?」


台詞で10のお題Ⅰ / 1.馬鹿じゃねえの?


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